親戚の結婚式で、しかたなく長い時間の留守番をさせた、我が家のボーダーコリー。
帰って来るなり、「申し訳ない」とすぐに、いつもより豪華な缶詰フードをあげて、着替えに2階に上がってると 、
下から父の声が聞こえてくる。「あれ~『ヨシッ』あれ?」
一階に下りて行くと
「なんでだろ?拗ねてる?『よし』って言ってもご飯たべないんだよ」と・・。
もう既に、食べさせた事に気付かなかった父が、お腹空かせてるだろうと またまたお座りさせて豪華なフードを出していた訳で・・。
当のワンコは、「本当にいいの?今日はもう1缶食べていいの」と、「?」いっぱいの顔をしながら私を見ながら、首をかしげてる。
結局、父に私がもうご飯をあげたことを伝えると、「それでか、良かった。ごめんごめん」とワンコの目の前の豪華なご飯を慌てて片付けてしまった。
ワンコにしてみれば、ラッキーチャンスを失ってしまった訳だけど、たぶん前飼っていた食いしん坊だった先代ワンコなら、
これが三度目であろうと、四度目であろうと、『よし』と言われた途端、何も考えずホイホイと平らげてただろうなぁww。
でも、この子は、「まぁ、だよね~。。そんなはずないと思ったわ~。」とでもいいたそうに、ちょっと、すねてテーブルの下に潜り込んで、落ち込んだまなざしでこっちを見てた。
でも、こういう小さな部分の認識の高さと言うか、空気が読めると言うか、時々、こっちが「すごいな~」と感心せざるを得ない場面に出会うと、この愛犬の凄さを思い知らされて、もっと大好きになる。
先代のワンコの様にもっと大切にしなきゃと思った
動画版「ほのぼの話」
#72【犬のほのぼの話】お留守番させたお詫びに豪華な缶詰をあげて2階に行ったら1階から父の声が「え、、、」
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