我が家の愛犬、ダックスフントのモコ。
この子と一緒に暮らして5年が経とうとしている。
これほど一緒に暮らすと、会話は出来なくてもモコの癖や習慣もだいぶわかってくるものだ。
例えば夕方になると必ず部屋と玄関を行ったりきたりする。
これは「もう夕方だよ〜散歩に行くんだよ〜」というアピール行動
いつも大体この時間に散歩に行っているのだが、毎日モコがソワソワするのが先で、私の準備の方が間に合わない。
たまには意表をついて、いつもと違う時間に散歩に行ってみようかなと悪巧みをする私。
何気なく靴下を履くとクッションの上で寝ていたモコがハッと反応する。
すると「もしかして散歩ですか⁉︎今はお昼ですけど〜ヒャッホー」と言わんばかりのハイテンションで部屋を飛び出し、また玄関から帰ってくる (笑)
実は私は部屋では靴下をはかない。
だから靴下をはく=お出かけというのがわかっているのだろう。
私がモコのことをわかっているつもりだったが、モコの方も5年も私との共同生活していく中で、飼い主の癖をしっかり見抜いているようだ (笑)
そして私が散歩の準備を進めていると、モコがミニタオルを口に咥えて持ってきてくれた。
わがままボディーの私は散歩の時にいつも大量の汗をかくのでタオルは欠かせない。
それを知っていたモコはタオルまで準備してくれるのだ。
初めてタオルを持ってきた時は感動した。
「この子天才!」と相当な親バカを発揮していた。
でもその後はタオルをもっていけば散歩に行けると思ったのか、何かというとタオルを持ってくる。
モコの癖が一つ増えてしまった。
私の友達も化粧がおわった瞬間を見計らって散歩をねだってくるので、断れないと言っていた。
本当にいつもモコ(ワンコ)の頭の良さにも驚かされるし、いつも自分の行動を見られていると思うと少し恥ずかしくなる。
幸いなことにモコは言葉を話せないから良いものの、もし話せたとしたら、この散らかったお部屋と外出時しか靴下を履かない私のだらしなさは、すぐに広まってしまうだろう。
そう思うと少しゾッとする気もする。
そんな事を考えながらモコを見たら、いつもの様に満面の笑顔でシッポを振ってくれている。
いらぬ心配をしてしまった…。
動画版「ほのぼの話」
コメント