我が家の愛犬、パグのマーくんが先日突然、お腹の調子が悪くなったので急いで動物病院へ連れて行きました。
初めてのことだったので私たち飼い主は焦っていたが、マーくん自体はいつものようにくりくりした目をして『どこ行くの?散歩??』と楽しそうにしていた 笑
でも診察中も予防注射の時の記憶があるのだろう。
病院の匂いやニャンコの匂いを感じたのか?ずっとソワソワしているマーくん。
それでも、あまりの元気さに本当に病気かな?と疑う程だった。
幸いお医者さんの診察によると「軽い食あたり」だそうで、数日薬を飲めば治ると言う。
よかった、よかったと安心する私。
対象的にマー君は薬の説明を受ける時も『何それおやつ⁇』という感じで薬に興味深々だった。
安心した私は、そんなマーくんを見て「この薬の苦さを知った時の反応が楽しみだ」と心の中で笑ってしまった 笑
帰宅後、いつものようにご飯をがっつくマーくん。
やはり病気なのだろうかと疑ってしまう程の食べっぷり。
この勢いで難なく薬も飲んで早く治ってくれたら1番いいのだが…
そう考えながらご飯にポイッと二つに割った薬を投げ入れた。
『どうかな?』という私の心配をよそに何事もなかったのように一緒に薬も全部食べてくれたマーくん。
「な〜んだ。簡単じゃん!心配して損しちゃった」と私
「ハァハァッ」と相変わらず、くりくりの目で私を見つめ『もっとご飯くれ〜』と訴えているようだった。
次の日、また同じようにご飯と一緒に薬を投げ入れようとした。
するとなぜか薬を見た瞬間ご飯を食べるのをピッタリとやめて拒絶反応をするマーくん。
「ママ、またそれを入れるんでしょ!」
昨日の苦さにやはり気づいていたようだ。
「なんで〜昨日は普通に飲んでたじゃん⁉︎」と言っても『いらないいらない〜』と恐ろしいものを見るかのように目を見開き後ずさりする 笑
その日は、仕方なくお肉の間に薬を混ぜてみることに。
すると当たり前のようにペロリ完食してくれました。
鼻のいいワンちゃんは餌から薬だけ退けて食べるって話を聞いたこともあるけど、どうやらウチの子はただの食いしん坊だったらしい 笑
良かった良かったと今日の戦いが終わった。
でも次の日、最後の薬の時間がやって来た。
まーいつも通りお肉に混ぜれば、すぐだろうと思ったら、いつも以上にお肉を慎重に噛み始める
「なんでそんな慎重なの」と声をかける間もなく薬だけがポロリと出てきた!
残りのお肉をペロリと食べるマーくん
「そんなのあり〜」
ウチの子ながら、ワンコの能力の高さに驚いた
こうなるとマー君との知恵比べだ!
思いついたのはまったく別の方法
私はまーくんに「おすわり!」と言って待たせてみた。
まーくんは「やんちゃ」だがこういう芸はちゃんとできる 笑
しっかりお座りして待つまーくん。
そして芸をした後は、おやつがもらえるのが定番だ。
まーくんもおやつがもらえるだろうとソワソワしている。
そのタイミングですかさずチーズに挟んだ薬を与える私。
面と向かって薬を与えられているにもかかわらずマー君は条件反射で薬をペロリと食べてくれた。
相変わらず目は薬に釘付けで『なんか見たことある!』とすごい表情をしていたけど、いつもの癖で食べてしまったのだろう。
今回の知恵比べは、私の勝利でした。
この薬はこれで終わりだったから良かったけど、きっと次はこの方法もダメだろうな〜と悩む私
あっ、ちなみにマーくんのお腹の調子は薬のおかげで、すっかり良くなりました。
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